基本的な集計表である試算表や各種の推移表の見方について解説しています。
帳票の選択
試算表画面では、帳票の種類を切り替えてさまざまな財務集計表を見ることができます。
① 財務諸表の切り替え
貸借対照表、損益計算書、製造原価報告書の切り替えができます。
② 試算表/推移表の切り替え
残高試算表、月次推移表、3期比較表の切り替えができます。
選択月の金額が集計されますので、例えば、x3年4月から8月を選択した場合、月次推移表の場合は、4月から8月の金額のみが表示されます。
また、3期比較表の場合は、x1年4月~8月、x2年4月~8月、x3年 4月~8月 の金額が表示されます。
③ 残高/増減の切り替え
勘定科目の残高を表示するか、もしくは増減を表示するかの切り替えができます。
月次損益の推移をみる場合には、[月次推移表]ー[増減]を選択します。
また、指定した月の損益の3期比較を行う場合には、[3期比較表]ー[増減]を選択します。
補助科目の表示
科目列にある▶ボタンを押すと補助科目を表示することができます。
補助科目をすべて表示するには、[右クリック]>[階層の展開/折りたたみ]をクリックします。もう一度、同じメニューをクリックするとすべて非表示になります。
月次推移表の表示
月次推移表の科目列はいくつかの階層になっています。
▶をクリックすると、補助科目のある科目列は補助科目が表示されます。
科目のすぐ下の▶をクリックすると、その科目の前月残高、借方合計、貸方合計、当月残高が表示されます。
また、補助科目にある▶をクリックすると、補助科目の 前月残高、 借方合計、貸方合計、当月残高が表示されます。
ドリルダウン
試算表や推移表の任意の箇所をダブルクリックすると、その勘定科目ないし補助科目の総勘定元帳が別のタブで開きます。
気になる増減や科目名が見つかったときには、その場所をダブルクリックすることで、総勘定元帳上で詳細の内容を確認することができます。